総務省の労働力調査によると、昨年12月の完全失業率(速報、季節調整値)は2.2%で、前月と同率だった。
2017年6月から31カ月連続の2%台。19年7月に2.2%と92年10月以来、26年9カ月ぶりの低水準を記録し、8、11月に続き、12月も同率となった。
同月の完全失業者数は145万人で、前年同月比14万人減と、2カ月連続で減少した。このうち「勤め先や事業の都合による離職」が20万人で、前年同月と同数。「自発的な離職(自己都合)」が62万人で、同11万人減。「新たに求職」が37万人で、同1万人増。